翌日はフランス最後の日で、まずパッシー墓地へドビュッシーのお墓参りに行きました。
生徒さんが今ドビュッシーを弾いているので、ぜひお参りしたかったそうです。
私は以前に一人で来たことがあり、2度目なのですが、生徒さんと一緒に来ることになるとは思いもよりませんでした。こんなふうに生徒さんへ音楽のバトンを渡せることは幸せですね。
ドビュッシーのお墓
近くにフォーレのお墓があります。白いバラを捧げました。
地下鉄でオペラ座に行き、あまりの豪華絢爛さにびっくり!
まるで宮殿ですね。
ちょっと疲れたので、オペラ座近くのカフェ・ド・ラ・ペーで一服。
伝統のある素敵なカフェです。
それからショパンのお葬式が行なわれたマドレーヌ寺院へ行きました。
外観はギリシャ風ですが、中にはいるとマリア様が迎えて下さいます。
ショパンのお葬式ではリストが、ショパンのプレリュード4番と6番をオルガンで演奏したそうです。
ショパンの希望により、お葬式で演奏されたモーツァルトのレクイエムと共に、今でも葬儀の曲目で
コンサートが行なわれています。
生徒さんも今回プレリュードの6番を弾いたので、感慨が深かったようです。
ショパンの命日コンサート~ショパンのお墓参り~お葬式の教会~お葬式で演奏された曲と、きれいにつながりました。
でもやはり、ショパンはまだ生きているような、いつも一緒にいるような気がするのです。