ドビュッシーのお墓参りとマドレーヌ寺院

翌日はフランス最後の日で、まずパッシー墓地へドビュッシーのお墓参りに行きました。

生徒さんが今ドビュッシーを弾いているので、ぜひお参りしたかったそうです。

私は以前に一人で来たことがあり、2度目なのですが、生徒さんと一緒に来ることになるとは思いもよりませんでした。こんなふうに生徒さんへ音楽のバトンを渡せることは幸せですね。

ドビュッシーのお墓

 

近くにフォーレのお墓があります。白いバラを捧げました。

 

地下鉄でオペラ座に行き、あまりの豪華絢爛さにびっくり!

まるで宮殿ですね。

 

ちょっと疲れたので、オペラ座近くのカフェ・ド・ラ・ペーで一服。

伝統のある素敵なカフェです。

 

それからショパンのお葬式が行なわれたマドレーヌ寺院へ行きました。

外観はギリシャ風ですが、中にはいるとマリア様が迎えて下さいます。

ショパンのお葬式ではリストが、ショパンのプレリュード4番と6番をオルガンで演奏したそうです。

ショパンの希望により、お葬式で演奏されたモーツァルトのレクイエムと共に、今でも葬儀の曲目で

コンサートが行なわれています。

生徒さんも今回プレリュードの6番を弾いたので、感慨が深かったようです。

ショパンの命日コンサート~ショパンのお墓参り~お葬式の教会~お葬式で演奏された曲と、きれいにつながりました。

でもやはり、ショパンはまだ生きているような、いつも一緒にいるような気がするのです。

 

 

2018年10月27日