コンサートの翌日、パリに戻ると早速ペール・ラシェーズ墓地へ、ショパンのお墓参りに行きました。
この日は10月17日、奇しくもショパンの命日でした!
169回目の命日ですが、仏式にいうと170回忌ですね。
命日のためか、他にもお参りの方たちがいて、お花が飾られていました。
お墓の上部にある彫刻は、ジョルジュ・サンドの娘の夫クレサンジェが作ったものです。
お墓参りとはいえ、私達は毎日ショパンの音楽に接しているので、ショパンが亡くなったような気がせず、「いつもありがとうございます!」とお祈りしました。
ペール・ラシェーズ墓地。生徒さんとお参りできたのも良い思い出です。
ショパンの墓
夜はノートルダム大聖堂のコンサートへ。
バッハのマニフィカトと、アルボ・ペルトの「テ・デウム」。
大好きな曲ばかりで、とくに「テ・デウム」の生演奏は初めて聴いたので、
感動のあまり涙が。大聖堂の長い残響の中で、音が立ち昇ることを経験しました。