8月5日に東京で、ジャパン・ピアノ・コンペティションの全国大会があり、これはハンガリー派遣選考会として行われたのですが、自宅教室の生徒さんが出場して、みごとに合格、ハンガリーへの切符を手にしました。11月にハンガリーへ派遣され、国際コンクールに参加するので、私も同行する予定です。
まだ小学3年生の生徒さんですが、今までに長野県ピアノコンクールで2回の優秀賞や、ジュニアピアニストアワードで新人賞を受賞し、芸大や桐朋の先生のレッスンも受けたことがあります。
2000人の大ホールで弾いたこともあり、スタインウェイにも慣れているので、初めての東京のステージでしたが、落ち着いて演奏することができました。
ピアノの勉強はきびしいだけではなく、ピアノを弾くと周りの人が喜んでくれる体験をしてほしくて、老人ホームのボランティアや、駅前コンサートでストリートミュージシャンになったこともありました。
それらの全ての体験がコンクールで活かされて、本当に明朗で清冽な演奏を聴かせてくれました。
9才にして「人を楽しませる演奏がしたい」とおっしゃっています。
将来が楽しみですね。
8月6日にはブダペストのリスト音楽院のガーボル先生のレッスンを受けたので、私も全員のレッスンを聴講して、勉強になりました。
「ジャパン・ピアノ・コンペティション」は「未来のピアニスト」を発掘するために行われています。
長野県から世界へ向けてはばたくジュニアを、できる限り応援していきたいと思います!
またいずれハンガリーのことなど、ご報告いたします。